2011年1月15日土曜日

簡易ヤスリ

キットを組めば必ず必要になるのが継ぎ目を埋める作業。プラなら瞬間接着剤をパテ代わりにしたりサフェーサーを塗って埋めたり、金属ならハンダを盛ってヤスリでガリガリ!ま、定番です。私もそうです。でも鉄ヤスリの後仕上げのペーパーがけ、どうされてます?指でゴシゴシ?だめですよ、指の腹は丸いですからシャープな角を出したくても丸まったり、平滑な仕上がりが望めません。そこで私が使っている簡易ヤスリの作り方を教えます。

用意するもの
両面テープ(幅15mm)、10mm×10mmヒノキ棒(東急ハンズで購入)、タミヤ・フィニッシュペーパー(番手はお好みのもので。作例は400番)、カッター、定規、ペン(先端0.05mm)

ヒノキ棒は糸鋸などで長さを46.5mmに切断してください。なぜこんな中途半端な寸法か?下で説明します。
ほら、フィニッシュペーパーの幅が93mm、ちょうど半分なんです。このサイズですと使いやすいんです。


半分の位置にケガいて…


ズバッ!と容赦なく切る!切ったのがコレ↓



 角材に両面テープを貼ります。角材のい1辺は10mm、テープの幅は15mm、三面に貼るようにします。一面だけ貼らないのは、L状の物の隅っこなどを磨くときはペーパーのエッジの部分を使う為です。
テープを切って…


 くるくる巻いて…(でも巻くときは角はしっかり出しましょう)





 ズバッ!!と切ったら…
 出来上がり!
こんな風に使います。ほら、アングルにあたる部分の角なんか磨きやすくみえるでしょ?



使い勝手のよさは文章では説明できないんです。なので!騙されたと思って試してみてください!長年作業で使ってるので、このことが使いやすさの一番の証明になるかと。経済的にも無駄なく使えますからお得ですよ!あ、でも切っていくうちにフィニッシュペーパーにちよっと余りが出ます。まぁそんなんは余った角材に貼って小さな簡易ヤスリにでもしてください。

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