2011年11月8日火曜日

関東鉄道5000系

久々のお客様依頼品のアップです。ベースはkitchenN製です。ほぼストレート組みですがちょっといじってます。
実物と同じく5001と5002の2両。
幌付きと幌なしの表情の違いです。ジャンパーの無い側には幌が付きます。この幌はGM製の物を一段削いで付けてます。そのまま付けるより表情がよくなるので是非お試しください。前面にはTNカプラーを使い、当社製のジャンパー栓を取り付けています。前面の窓ははめ込んでいます。
サイドビュー。動力はお客様のご要望でKATO製キハ110の物を使用。床受けをちょっと変えるだけで簡単に入ります。
上からの画像。中にモデルシーダー製のLEDヘッド・テールライトモジュールHタイプを入れ点灯するようにしてます。この部品、当然昔からある電球と光学繊維の組み合わせより高くつきますが、きれいに点灯しますしNの車内にも簡単に入り手間も少なく使いやすくていいですね。お客様のご予算に合わせる事は大事ですが、点灯のご希望のお客様にはオススメしています。作る方でまだこのライトモジュールを使った事が無い方、ダマされたと思って使ってみてください。ダマされたと思われた方、ごめんなさい。先に謝っておきます。

さて、キッチンのキットは難しいとよく言われてますが、見た目と違い組んでみるとそんなに難しくはありません。基本設計はしっかりしていますので部品の合いは悪くありません。薄い素材ですので取扱いに注意を要しますが十分ハンダ付けに耐えられますしシャープな仕上がりでいい感じです。

このキットで注意すべき点は前面の角を削るとこでしょうか。ここは作り手のセンスが出るところです。他にはとくに問題はないのですが、完成に至るまでの工程よりも部品のチョイスとか資料を集めて考えるところが多い感じですね。でもこれは趣味の分野であればそれなりに楽しめるもんやと思いますよ。キッチンはちょっと…と思われてる方、組んでみると結構楽しいですよ。

さて、この車両のポイントは塗装です。まず普通のラッカー系の青を吹き、白にちょっと青を入れた物を吹きます。そしてお約束のエッジ削りをして全体をマスキングして赤、そしてレタリング&色入れをしてクリヤーを吹いてキズ消し&艶を整えて屋根を吹きます。実物の写真を見るとクーラーは明るいグレーですがベンチレーターは屋根と同じ色です。こういう所は結構気になるところです。

こういうタイプの帯が二本あるタイプの塗装については後日私の塗装法をアップいたします。

この関東鉄道5000系ですがキットと動力を持ち込みで1両30000円で製作いたします。ライトユニットとTNカプラーはこちらでご用意いたします。ライトが無い場合は25000円となります。ご希望の方はメールかお電話にてお問い合わせください。

11月です。

長らく放置して申し訳ございません。色々お知らせもあるのですが、まずは先月行きましたグリーンマックスナゴヤ大須店の実演から。
先月の15、16日に塗装の実演に行ってきました。さて、初めての塗装実演となります。
 しかし!
新幹線を降りたとたん引き返したくなるような湿気!でも帰ったら怒られるんでお店へ向かいました。雨の中到着し塗装を始めたら…。

かぶったー!

しかも天候が悪くお客様も少ない。もっともこの日は参考になりそうな場面はあまりなかったです。でもガイアカラーのマルチプライマーが結構使えることはわかりました。アレ、お勧めです。シンナーで1.5倍位に薄めた方が個人的には使いやすかったですね。
塗装の合間暇なんで店内を一枚。パソコンの前はスタッフの村田さん。
同じくスタッフの進藤さんと能登店長。皆様、お世話になると同時にお騒がせしました。(笑)

お客様に言われて気づいたのですが、私はエアブラシはすごい至近距離で吹いてます。測ると3~5cm!そうなんです。距離を測ったのは初めてですが遠いからうまくいく訳ではありません。缶スプレーの説明にある30cmは「失敗しにくい」距離であって「美しく仕上がる」距離ではないのです。 これは経験しかないでしょうが、色々試すのがいいでしょう。模型なんていりません。段ボールをNとかHOのサイズに切って何色でもかまいませんから吹いてみてください。距離ではなく移動するスピードを気にするとうまくいきますよ!
私はエアブラシを使ってますが、缶スプレーでも同じことが言えます。ペーパーで16番の名鉄などの名作を残された故鬼頭氏は缶スプレー派だったそうです。それでもあの美しさ!一度お会いしたかったです。
途中中学1年の少年に塗装法を聞かれました。クロスポイントの営団(すんません、東京メトロって未だに言えないんです)5000系を作ってるとの事でした。マスキングの仕方とかを話したのですが、話してるうちに自分が中学1年の春休みに父親に大山の本店へ連れてってもらいそこで先代の社長に同じ事を教えられたことを思い出しました。自分が同じことをそのころの自分と同じ年の子に教えるようになるとはっ!

おっちゃんの時代はなぁ、営団5000ちゅうたら201系のキットに入ってたオマケの前面を使ってコルゲートシートを貼って…は言いませんでした。混乱するからね。この話わかったあなた、最低20年は鉄道模型やってますね!(笑) 

さて、初日の後はお約束の…
宴会!グリーンマックスの大須店の一階にある焼肉屋さん。ここ、おいしいです!もうグリーンマックス行かなくてもここは行こうと思うぐらいオススメです。←おい!スタッフの皆様、ゴメンナサイ。(笑)

さて、月末ですがついに関東へ進出します!11月26日はグリーンマックス秋葉原店でハンダ付け、27日はグリーンマックス横浜店で塗装!両日とも夕方前にはうっしーコト牛久保孝一氏が乱入予定です。酒もないのに宴会になりそうな…。関東地区の皆様、よろしくお願いいたします。

ナゴヤ大須店へもこれに懲りずにまた呼んでくださいね。 お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

2011年10月13日木曜日

再び名古屋へ行きます!

グリーンマックス・ザ・ストアー ナゴヤ大須店にて今度は塗装実演をやります。日時は次の土日の15、16日12:00~です。



今度は塗ります!ハンダ付けよりやってみたかった塗装実演!さてどうなるか?能登店長、今回もよろしくお願いします。ブラスの北アルプスの塗装がメインですが、当然グリーンマックスですからプラキットの塗装で疑問や困ってる方、是非お越しください!なんでもお答えします!(ええんかな、こんなに大きく出て…。)

2011年9月27日火曜日

ちょっと違うネタで散髪屋さんです。

私の行ってる散髪屋さんです。阪神甲子園駅から徒歩8分。スーパーヘアーセオさんです。こちらのオーナーさんが鉄道模型が大好きなんです。
待合の本の棚には様々な本にまじって「鉄道ファン」が!暗くて見づらいですが本棚の一番下に並んでます。折角なんで「とれいん」も並べませんか?いや、並べて!(笑)
待合の椅子の後ろにはBトレが元気に走っています。撮影用にいいのを並べてもらいました。歩道に面した窓ですから通りすがりの子供さんもうれしそうに見ていることもあります。季節ごとに配置を変えておられるんです。この前はバスコレが元気に走っていました。

実はここ、HP見ていただければわかりますが、カツラが普通より安いんです!私は抜けるのではなく白くなってしまいましたがカツラを考えられてる方、ぜひ一度お問い合わせを!あ、散髪もちゃんとしてもらえますよ。鉄道ファンがあるので少々混んでて待つことになっても退屈はしないでしょう。とれいんがあればお客様はもっと退屈しないと思います。(もうええって?)カットと洗髪で3990円、今のご時世ちょっと高く思われる方もおられるでしょうけど私の散髪のサイクルが大体1ヶ月半~2ヶ月に一回なんでオーナーさんとオタ話を楽しんでゆったりとくつろげる時間なんで行ってます。

2011年9月22日木曜日

久々の小技です。

以前コメントで「しのだやま」様に「小技が役に立ってます」と言われながらも長いことサボってしまいました。ごめんなさい。さてさて久々の小技ですが、洗浄について書かせていただきます。マッハ模型さんのブラスクリーンという方法もあるのですが、ここでは家にある物で済ますという貧乏企画です。(笑)
N、HO、プラ、真鍮を問わず塗装をするときは必ずきれいに洗うようにとお客様にも言ってきました。きれいな塗装面はきれいな地肌から、これが塗装するときの絶対条件です。そこで今回のED751039でも載せましたが、改めて洗浄の段階を詳しくお見せします。

まずサンポールを適当にかけます。これはほんま量なんか考えず適当にかけてます。なお、真鍮キットとコンバージョンキットの洗浄の場合のみです。プラキットではこの工程は必要ありません。

車体が浸せるまで水を入れます。

約15分ほど携帯をいじるなり漫画を読むなりしてすごします。(推理小説はやめられなくなる恐れがあるので時間つぶしには向いてません)そして水を抜いて…


クリームクレンザーをかけます。この時点ではそんなにきれいになっていません。それどころか、サンポール使った意味は?と思うぐらいピカピカではないです。


経験上、ジフなどのクリーム系が一番です。粉のクレンザー(ホーミングなど)は安いですがきれいになりません。ドラッグストアの安売りで安いからと思って買ったら全くダメで、改めてジフを買いに行かなければならないような間抜けな事が皆様には無いように、実体験を熱く書かせていただきました。(泣)

さて、古歯ブラシで磨きます。

力を入れすぎず、かつきれいになるように心をこめて磨きます。この段階で部品が外れることがありますが、それはハンダ付け不良が原因です。改めてしっかりとハンダ付けしてやりましょう。そしてハンダ付け後はこのクレンザーの工程から再開するといいでしょう。

水でしっかりと流すとピカピカになります。
実は昔は最初にクレンザーで磨いて中性洗剤洗う工程やったんですが、クレンザーでピカピカにするのが意外と手間なんです。ある日サンポールの存在を思い出 し浸けてみると大した効果はなし。「ま、ええか」とあきらめてクレンザーで磨くと…。あっという間にピカピカに!これはすごい!是非お試しください、奥さ ん!と言うぐらいきれいになったんです。 それ以来サンポールは手放せません。しかし、硫化水素自殺が世間を騒がせた一時期は入手しづらくなりました。シンナーといいサンポールと言い、お願いです から本来の使い方とは違う変な使い方はしないでください。普通に必要な人間が迷惑します。



さて続いて中性洗剤をかけます。これもサンポールと同じで適当に…。プラキットの場合はいきなり中性洗剤から洗浄開始です。


水をかけます。

これも15分ほど浸けます。このとき時間つぶしに雑誌でも読んでればいいでしょう。テトリスを携帯ゲームで始めると終わらなくなるのでオススメはしません。これも実体験です。

古歯ブラシでしっかり洗います。洗剤の成分が残ってるとやはりマスキングテープを剥がしたときに「ペリッ!」トいきますからしっかりと洗いましょう。

洗い終われば乾いたきれいなタオルの上に置き、水けを拭き取ります。プラキットとコンバージョンキットもここまでは同じです。

真鍮キットはドライヤーで強制乾燥。水道水の塩素が残るとやはり塗装面に影響するんでしっかりと乾かしましょう。ライトの電球ケースの中なんかは水が残りやすいのでしっかりとドライヤーをかけます。すると中にあった水が出てきます。それもしっかりとドライヤーの熱風で飛ばしましょう。

さあ、熱がさめたらそく塗装、プライマーをかけます。

ここで注意!プラキットやプラキットと組み合わせるコンバージョンキットなどは熱による強制乾燥はできませんので、柔らかい木綿のハンカチとドライヤーの冷風で乾燥させます。 コンバージョンキットなどは調子乗って熱風をかけますとプラ部品が溶けて変形します。この忠告を守れば、溶けた部品を見て唖然としながら「この部品ある?ある。ほな今から買いに行くわ…」と元気なくGM日本橋に電話して買いに行くようなことも防げます。もちろん…実体験です。


オマケ:古いカワイの模型もきれいに洗えばこの通り!
80系の塗りあがり。
70系の塗りあがり。
カワイ特有の光沢を出すには下地が大事です。ちなみにこのカワイのレストアはクリヤーは一切吹いていません。販売された当時のクリヤーを使わないラッカーの光沢のみで仕上げてられていたのを再現しています。本当の光沢とは一切小細工なしのこういう事をいうのかもしれませんね。カワイモデル製品のレストアにつきましてはモリヤスタジオの方へお問い合わせください。当工房が責任を持って往年の姿に戻してみせます。



G線上のマリア

エドワ~ド~!
と思わず呼んでしまいたくなるぐらいハマってしまいました。スイスってほんまザクレロそっくりなんですね。(今月号より)このネタ、JAMでとれいんの総監督さんから聞いていました。この漫画は総監督さん監修だそうです。総監督さんとか作者の「荻野目かおる」さんについてはアメーバブログに「荻野目かおる」さんのブログがあるのでそちらをご覧ください。リンクの許可取ってないので検索でお願いします。私個人としましては、工作談義の最大のライバルはこの「G線上のマリア」やと思っています。(笑)

2011年9月16日金曜日

国際鉄道模型コンベンション

行ってきました。お知らせ通りクリニックでお話をしてきました。内容は模型の話もありますが、色々と与太話の方が多かったです。会場の画像を撮るのを思いっきり忘れておりました。ごめんなさい。今月20日頃発売のとれいんをご覧ください。そんなわけで往路に使った全日空016便です。
数年前まではB747-400、いわゆるジャンボでしたが、伊丹が4発エンジンの離発着を禁止したので双発で一番でかいB777-300となりました。その昔は私の大好きなL-1011トライスターを使っていた、ビジネス客の多い便です。
羽田空港の国際線ターミナルへ立ち寄ったらなぜかピカチュウに遭遇しました。付添いのお姉さんも子供も感電してないようです。(笑)

さて、JAM会場でウロウロしていましたらグリーンマックスのブースにあの牛久保孝一さんが!毎年模型について語られておられるのですが、今年は団地マニアであることもカミングアウト!しかも奥様が団地妻であることもカミングアウト!そんな牛久保さんに「うっしー」と言う親しみやすい?ニックネームをつけさせていただきました。自ら「うっしーで~す!」とも言っていたのでOKのようです。で、21日の私のクリニックと牛久保さんの団地妻?トークの時間がかぶってしまい考えた結果、GMでのトークを15時30分からにしてもらい私のアシスタントをしてもらう、一方終わり次第GMに移動し私が牛久保さんのアシスタントをする、そんな事で無事?解決しました。内容はご想像にお任せしますが、チャリティーのED751039の話や去年とれいんに掲載されましたアクラスの205系の裏話などを話したのですが、まぁ脱線するする!彼は絶対関西の人間や!と確信しました。(笑)

ちなみにGMブースで牛久保ラボの本を販売されてました。↓これです。
Amazonで販売してます 。←気になる方はクリック!商品ページに飛びます。参考書として最適ですので是非工作台のお手元に一冊!内容は難しく思われるかもしれませんが、最初に素晴らしい作品を見てもらった方が今後の模型工作の目標が高くなり上手にもなりやすいです。今でいえば超絶作品と呼ばれる作品がごく普通に載っていた1978年頃のTMS誌を小学校1年の頃から訳わからんままにも読んでいた私が保証します。本の内容がわかり出した時、それはあなたの工作技術がレベルアップした証拠です。

業務連絡(私信) うっしー、宣伝こんなんでいい? (笑)

ちなみにこの本、会場で買えばサインしてもらえたんですよ!
以前私が友人に「とれいん持ってきたらサインしてやるぞ!」と言ったら「古本屋で売れなくなるから落書きせんといてくれ!」と言われたことがあります。牛久保孝一が書けばサイン本、私がとれいんに書いたら落書き、この違いは何?あ、でも牛久保さんのサインは私も書けますのでもし関西でサインをご希望の方は一声かけてください。ニセサイン書きます。(笑)

そんなJAMも無事終わり、ちょっとだけ夏休みを。
江ノ電と…。
湘南モノレールに乗ってきました。いや~、湘南モノレールはいつ乗っても面白いです。湘南の海岸、暑かったです。でも江ノ電乗ったりモノレール乗ったり、ビールを飲んだり日本酒飲んだりビールを飲んだり日本酒飲んだり…。結局酒浸りですね(笑)ま、のんびり充電できました。

最後にクリニックにお越しいただいた皆様、パソコンを持ち込んで画像を素早く出してくれたO阪市立大大学院生のU田君、いつも対談をまとめて今回のクリニックも進行を助けていただいたとれいんの足立さん、急なお願いにもかかわらずプロジェクターの用意など尽力していただいたJAM理事の伊藤様、突如アシスタントをお願いした上に快く引き受けてくださった牛久保さん、皆様お世話になりました。 この場を借りまして御礼申し上げます。ありがとうございました!











2011年8月28日日曜日

ED75 1039チャリティオークション

あと4時間ちょっととなってしまいましたがまだ間に合います!現在202000円!ご希望の方、どうぞ!
ヤフーオークション
JAMの話は後程。ちょっと書きますと、クリニックであの牛久保孝一さんと漫才?やりました。彼は絶対関西人の血が流れてます。 (笑)
オークションを見てますと、辛かったこんな過程も忘れてしまいます。

2011年8月19日金曜日

今日から

お台場のビッグサイトのおきまして「国際鉄道模型コンベンション」が開催されています。私も明日から会場に入ります。おそらく会場内をウロウロしてます。でも今年は部品状態で展示されている実物サイズのガンダムも気になってますのでちょっと抜け出すかも(笑)

21日はクリニックにてしゃべらせていただきます。今回は実演ではなく模型作りについてと、先月発売のとれいん誌から掲載されておりますチャリティーオークションに出品させていただくことになりました、ED75 1039についての話をしたいと思っています。しかし今月発売のとれいん9月号の写真、いいですね。松本カメラマン、いい腕されてます。
とれいん様のブースにそのED75 1039が展示されていますので、実物をじっくり見たい方はそちらの方でご覧ください。同時に昨年掲載されました横浜線の205系(こちらは非売品)も展示してあります。これらの模型に気になる点やご質問がございましたら、お気軽にお声をおかけください。
完成時の写真です。実物と同じように切り文字を使ったブロック式ナンバープレートと銀色に塗られた飾り帯がポイントです。


今回の工作談義「おとなの遠足」、やはり117系の窓の所にビールがないと様になりませんね(笑)脱力系の対談が続きますが、お付き合いのほどをよろしくお願いいたします。

名古屋へ行ってきました。

土産物のようなタイトルになりましたが、13、14の土日にグリーンマックスの名古屋・大須店へ実演をしに行ってきました。
こんなお店です。初めてでしたがグリーンマックスさんのお店ですからそんなに緊張することもなく
(笑)
入口すぐの所でやりました。様々なお客様に来ていただきありがとうございました。そしてお店が終わると…
打ち上げです。なんであれ打ち上げです。画像をみていただいてもわかるように能登店長とすごく難しい話(日本の行く末や経済問題、はては世界平和についてなど…)をしたような気がします(笑)。

そして二日目も終えて21時発のアーバンライナーで大阪へ。画像は無いのですが、難波で降りて数分後同じホームに尼崎行が来て、尼崎で隣の電車に乗ったら…阪神の今津の駅です。いや~、線路はつながっているんですねぇ!改めて阪神難波線のすごさを知りました。

次回10月に塗装の実演をやろうかと企画しております。こちらはハンダ付け以上に疑問がある方多いんじゃないでしょうか?決定次第おしらせいたします。

初めて行った大須店でしたが、店長の能登さんをはじめとして若くて明るいスタッフがそろってます。実演しながら見ていましたが、名古屋地下鉄の3000系を作りたいと東武の10000系のキットを購入した中学生ぐらいの少年にも丁寧に応対されてました。自分も13歳の時に関西から大山のお店へ親父に連れてってもらい、その時店頭におられた先代の社長さんにキットの作り方の基本を丁寧に教えてもらった事を思い出します。この仕事をしてから仕事関係の人間と飲みに行ってグリーンマックスのキットの話をすると、先代さんに教えてもらった人間の多いこと多いこと!関西に住んでても教えてもらったところは大山本店やったというのもなんですが…。

ちなみにグリーンマックス名古屋大須店のスタッフの方々の平均年齢が23歳!若い!比較するための参考としまして、グリーンマックス大阪日本橋のスタッフの平均年齢を聞きますと47歳だそうです。対談でおなじみの店長の嶽部さんが48歳でして、TKB48と名付けたら喜んでいるぐらいですから気持ちは若いお店です。まぁやはり年の功と申しますか、年齢分知識も豊富ですから日本橋もよろしくお願いします。フォローになったかな?(笑)








2011年8月8日月曜日

実演やります!

来る今週の土、日曜日、8月13、14日にグリーンマックスナゴヤ大須店におきまして、組み立て実演を行います。当然お題は真鍮キットなのですが、プラキットの質問にもお答えします。 10歳の時、当時発売されていました東武8000系のキットを組み立てて以来のGMキットとの付き合いですから、ありとあらゆる疑問にお答えできると思います。当時、GMカラーの先祖にあたるタカラ(現タカラトミー)の鉄道カラースプレーで塗装したのも懐かしい思い出。(鉄道カラースプレーやミニカップご存じですか?)

詳細はGMストアー・ナゴヤ大須店のホームページをご覧ください。

皆様のお越しをお待ちしております。

2011年7月23日土曜日

火傷

ハンダごてではないです。リムーバーです。使い捨ての透明のビニール手袋をしてるのですが、腕についてしまいました。熱くて熱くてすぐ洗ったのですが画像のように…。
よく失敗したらシンナープールと言いますが、時間が経過したものはリムーバーでないと落とせないんです。しかも塗料屋さんで販売してる「ネオリバー」と言う商品がよく落ちるのですが、強いだけに誤って飛んでしまったらご覧の通り赤くなってしまいました。このブログを読まれてる方でもリムーバーを使う事はほとんどないと思いますが他にもカッターで指を切ったり、ハンダゴテで火傷したりとこの趣味はちょっとした危険が多いので皆さんも注意してくださいね。

ED75 1039(久々の更新となってしまいました)

ご無沙汰しております。色々と仕事はこなしていたのですが、ちょっと公開できない物が多く更新が滞ってしまいました。ごめんなさい。 

さて、とれいん8月号が発売されました。いつもの事ですが工作談義載ってます。インサイドギアはいい動力なんでお持ちの方は大事にしてやってくださいね。
同時にこの号にED75 1039が掲載されました。記事中にも書いてありますがこの機関車で「これのパーツは必需品や」とか「ここをこうして欲しい」などのご意見、ご要望がありましたら7月26日までに下記のアドレスにメールで送ってください。

ちなみに台車のリンク機構を完璧に再現して欲しい、というのは無理です(笑)

2011年5月26日木曜日

北陸鉄道小松線3005型

お客様からご依頼いただいた車両です。メーカーはkitchinNです。何が大変かと言いますと、資料がない!ググっても少ない!それでもある程度まではわかりましたので完成できました。
車体はハンダ付けによる組み立て、前面はホワイトメタルのため低温ハンダによるハンダ付けです。kitchenさんのキットは素材と言われてるだけにほんま必要最小限の部品しか入ってません。しかし設計がしっかりできていますので、特に難しい模型ではありません。ただ板厚が薄いのでハンダ付けも取り扱いも慎重にしないといけません。でも仕上がった時の窓サッシのシャープさなど、金属製で薄い素材を使ってる良さが非常によく出てますね。
塗装は金属用のラッカーで、シールプライマー→下塗りピンク→朱色3号(日光)→東武セイジクリーム(日光)→クリームのマスキングのエッジを削る→窓サッシ(銀)→クリヤー→屋根の順です。

小さくともキッチリと手間をかけてやることが大事です。
いい顔してます。
ヘッドライトは銀河モデルの100W、ベンチレーターとパンタはGM製です。動力は走行性能と台車の種類からトミーの鉄コレ用を使っています。
お客様が他車と連結することは無いとのことですのでカプラーはカトーのダミーカプラーを、エアホースは銀河のホワイトメタル製の物を、ジャンパー栓は当社のロスト製の物です。直売のみしております。一本200円で一本から販売いたしますので、ご希望の方はメールかお電話にてお問い合わせ下さい。
床下機器は余りの物をらしくt0.3の真鍮版に付けて塗装後接着したものです。
エアホースのコックが外側から緑のような青っぽい色?、赤、緑?のように写ってる画像がありましたので、らしく塗ってみました。

車体キット持込み、組み立て工賃20000円(税込)+動力代でこのような仕上がりとなります。動力、パーツ類は一緒にお好きなものを送って下さっても結構ですし、わからない場合はこちらでチョイスさせていただきます。細かなパーツ代は基本、組み立て工賃に含まれております。
 この車両では厳しいですが、5000円~(ライトユニットなどのパーツ代別)でライト点灯加工や、同じく3000円~(椅子パーツ代別)で室内装置取り付け加工も可能ですのでご依頼時にお問い合わせくだされば結構です。

例えば「あまぎモデリングイデア製富山地鉄(各種)」を車体キット持ち込みで2両編成フル装備ご依頼されますと
車体組み立て工賃20000円×2、ヘッド、テールライト点灯加工5000円×2、室内装置取り付け3000円(動力車がないため)で53000円と動力、ライトユニット代で(およそ60000円程度)となります。もしお手持ちのキットで完成品をご希望の方はよろしければ一度ご検討ください。納期は三ヶ月~四ヶ月ぐらいです。
なお遊々倶楽部製品などになりますとパーツ類の部品がセットされておりますので、組み立て工賃は一両12000円ぐらいです。

2011年5月14日土曜日

さくらライナー

4月22日、さくらライナーに乗ってきました。以前製品化したように大好きな電車です。私の大学入学と同時に南大阪線にデビューした、まさに南大阪線のアイドルでした。アーバンライナーが「かっこいい」なら、さくらライナーは「かわいい」という感じの電車でした。私はどちらかといえばこの「さくらライナー」の方が好きでしたね。さて、そのさくらライナーの第一編成がリニューアルをし、GW明けには第二編成も工事に入ると言う事。今ならどっちも味わえる最後のチャンスともあり乗りにいきました。すでにリニューアルは知っていたものの改めて見ると「私のさくらライナーを返せ!」と言いたくなるような変貌ぶりです。登場後約20年でやっと「さくらライナー」と呼べる帯の色にはなりましたが…。
せめてスカートを残して、このフルフェイスのヘルメットのような塗り分けはやめて!
ボヤキながらもデラックスシートに乗って一路吉野へ。見た目とは逆に快適ではあります。

吉野では一本見送って次のさくらライナーに乗って帰ります。
これこれ!やっぱりイイ!
見た目は緑のグラデーションで登場時は「どこがさくらやねん?吉野杉ちゃうんか?」とツッコんでしまいましたが、夜見ると車内がほんのり桜色で、見た目ほんまの「さくらライナー」なんです。 画像もそんな感じに写ってますがどうでしょう?
思い出すのは冬の寒い日の大学の帰り、古市で乗ってる準急が特急退避してるとこいつがゆっくりと通過していくんです。車内は暖かそうなほんのり桜色。まさにスラムの子供が王様のロールスロイスを見るような気持ちでした。(笑)
いいですね、この椅子。まさにバブル期に作られた電車なだけに専用の椅子など贅沢な電車です。

これに乗って女の子と吉野へ遊びに行って、その後フラれたのも遠い思い出です。(古市といいフラれたといい今思えばなんか暗い思い出が詰まった電車ですな(泣笑))

それでも「さくらライナー」が大好きでした。廃車になったわけではありませんが、思い出のさくらライナーはこれまでです。今頃第二編成が魔の手にかかり改造手術を受けているのでしょうか…。
ありがとう、「私のさくらライナー」(笑)。
余談ですがさくらライナーが登場した1990年当時、新塗装にはなっていましたが6800系ラビットカーがまだ現役でした。夏休みに入るまでは急行や準急の増結として古市からよくつながっていました。冷房がなかったのでお客さんからは敬遠されてましたが、私は「元祖ラビットカーや!」と暑くても喜んで乗ってました。(笑)夏休みが明け、久しぶりに乗った南大阪線にはもう6800系の姿はありませんでした。
増結用の6850系は6855~6858の4両が冷房改造され6200系と5連で走っていましたが、前パンタから下枠交差の後ろパンタに改造されてずいぶん印象は変わっていました。でもモーターの音や激しく揺れる乗り心地で「やっぱり6800やな」と思いましたね。他にも数年前のイベントで6851が登場時の塗装にされ引退後も古市車庫の牽引車として数年間使われていました。模型的には「さくらライナー」と登場時の「ラビットカー」とかの組み合わせもありですが、ちゃんと時代考証しても新塗装の「ラビットカー」なら並べてもなんらおかしくないんです。
長くなりましたが、最後に「さくらライナー」、完成品でしたらまだご用意数本出来ますので気になる方はお問い合わせください。
価格は70000円です。室内の椅子を付けた仕様でしたら90000円、ライト点灯使用は130000円となります。
なお、リニューアル車はできませんのでご了承ください。