2011年11月8日火曜日

関東鉄道5000系

久々のお客様依頼品のアップです。ベースはkitchenN製です。ほぼストレート組みですがちょっといじってます。
実物と同じく5001と5002の2両。
幌付きと幌なしの表情の違いです。ジャンパーの無い側には幌が付きます。この幌はGM製の物を一段削いで付けてます。そのまま付けるより表情がよくなるので是非お試しください。前面にはTNカプラーを使い、当社製のジャンパー栓を取り付けています。前面の窓ははめ込んでいます。
サイドビュー。動力はお客様のご要望でKATO製キハ110の物を使用。床受けをちょっと変えるだけで簡単に入ります。
上からの画像。中にモデルシーダー製のLEDヘッド・テールライトモジュールHタイプを入れ点灯するようにしてます。この部品、当然昔からある電球と光学繊維の組み合わせより高くつきますが、きれいに点灯しますしNの車内にも簡単に入り手間も少なく使いやすくていいですね。お客様のご予算に合わせる事は大事ですが、点灯のご希望のお客様にはオススメしています。作る方でまだこのライトモジュールを使った事が無い方、ダマされたと思って使ってみてください。ダマされたと思われた方、ごめんなさい。先に謝っておきます。

さて、キッチンのキットは難しいとよく言われてますが、見た目と違い組んでみるとそんなに難しくはありません。基本設計はしっかりしていますので部品の合いは悪くありません。薄い素材ですので取扱いに注意を要しますが十分ハンダ付けに耐えられますしシャープな仕上がりでいい感じです。

このキットで注意すべき点は前面の角を削るとこでしょうか。ここは作り手のセンスが出るところです。他にはとくに問題はないのですが、完成に至るまでの工程よりも部品のチョイスとか資料を集めて考えるところが多い感じですね。でもこれは趣味の分野であればそれなりに楽しめるもんやと思いますよ。キッチンはちょっと…と思われてる方、組んでみると結構楽しいですよ。

さて、この車両のポイントは塗装です。まず普通のラッカー系の青を吹き、白にちょっと青を入れた物を吹きます。そしてお約束のエッジ削りをして全体をマスキングして赤、そしてレタリング&色入れをしてクリヤーを吹いてキズ消し&艶を整えて屋根を吹きます。実物の写真を見るとクーラーは明るいグレーですがベンチレーターは屋根と同じ色です。こういう所は結構気になるところです。

こういうタイプの帯が二本あるタイプの塗装については後日私の塗装法をアップいたします。

この関東鉄道5000系ですがキットと動力を持ち込みで1両30000円で製作いたします。ライトユニットとTNカプラーはこちらでご用意いたします。ライトが無い場合は25000円となります。ご希望の方はメールかお電話にてお問い合わせください。

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