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2012年8月9日木曜日

涙、涙の711系製作記


お待たせしました!予告してからかなりたってのupとなりました。今回は711系900番台902編成の作り方です!
ベースとなりましたのはかつて発売されていました札幌の「いさみや」さんのキットです。結構長い間販売されていたんでご存じの方も多いかと思います。見た感じ今でいう「FUJIMODEL」や「KODAMA」系っぽいですね。
まずは顔!お客様に最初に言われたのがここでした。床板が断熱材の関係で50mm高いので窓も高いと。そこでかさ上げすることに!とりあえず参考としてキットと一緒にマイクロエースの711系がやってきました。色々と言われることの多いマイクロ製品ですが、この711系はお見事!とよべる出来です。後ちょっといじればバッチリでしょう。

屋根の穴あけには例の「清吉どりる」が大活躍!うちではスタンドではなく、手に持って使っています。でも刃が折れないんですよ!手に持つと機動力が増して穴あけがますます楽しくなります。

で、同時に来たのが711系特集のピクトリアルと「銘わぁくす」の711-902の入った3両組のコンバージョンキット。さてさてこの中の説明書の詳しい 配管図があります。これを参考にするわけですが、え?量産車と違いガイシの位置が逆?なんか色々配置が違う上に配置が逆?さすが試作車!などと感動してる 場合やなくて…。そういうわけでまず低屋根部を表現するのにキットに入っている低屋根部を裏返して図面通り延長してはめ込むことにしました。すでにもはや 金色のジグソーパズル状態(笑)
 
悪戦苦闘の末配管完成!量産車との違いはどこですか?と聞かれても「忘れた!」といえるぐらい大変でした。
さらにクモハには地獄の雪切室が!
ハメてルーバー部を抜いてPカッターで筋彫りして作ったルーバーをはめるという「おとなの工作談義」でも語っていた技法でやっています。ちなみにクハも量産車と違いドアの位置と便所と洗面所の窓が違います。キャー!
その反対側です。そろそろ泣きが入って嫌になってきてるんですが、ここで引き下がるわけにはいかないので後は写真を参考にディティールを付けていきます。
 顔のアップ!窓が上がった分おでこが狭くなってるのも特徴です。これはおでこに切れ込みを入れて曲げてハンダで固めて削るという原始的な荒業でやっています。


そんなこんなで車体完成です!さあ塗装や!
塗装は定石通りの洗浄の後、車内色を塗装、窓周りをマスキング(この作業については連載中のビスタカー再生計画をご覧ください。この時は納期がせまってたんで写真とるの忘れてたんです。(滝汗))をしクリーム1号→赤2号→クリヤー→屋根、と吹きつけました。この後以前書きましたようにレイルマガジンにカラー写真が掲載されてさあ大変!となり大慌てで床下の塗装をやりかえた次第です。

そんなわけで色々とありながらも完成! スカートもキットの物を加工してます。手の入ってないところは無い!と言ってもいいぐらい手間がかかっています。

床下はキットの物とt1.2のプラ板から作ったカバーの組み合わせ。さすがに謎が多いのでカバー以外はあくまでも「らしく」の表現です。グレーの足回りが新鮮に感じられます。

さて一見量産車と大差ないクハですが…。

なんやねん、この訳の分からんカッコした通風器は!しってましたけど、改めて見るとますます訳の分からんカッコしてます。これも5個全部プラ板から自作しました。キャストする時間もありませんし、金型掘ってメタルで特注するのもねぇ…。
ヘッドテール、室内灯はモデルシーダー製です。いいですね、発光ダイオード。特にお客様の指定の無い限り、うちの特製品はシーダー製の物を使う事にしています。安定していいんですよ。お勧めです。
まあいろいろと最後の最後まで手間がかかりましたが、無事お客様の元へいきました。

今もし依頼されれば材料費別で20万円ぐらいはかかると思います。

しかし、個人的にも同じキットが手にはいれば個人の作品として作ってみたいですね。後901もやってみたいです。もちろん4枚折り戸で!この場合、TOMIXのクハ455から改造した方がうまくいきそうな気もします。ユニット窓はプラ製品の方が感じがいいんですよねぇ。もっとも真鍮ボディでガラスのみ使う手もあります。昔TMSで50系客車にこの方法をされてる方がいました。客車とはいえ手を抜かず、スッキリしていて好感の持てる作品でした。ちなみに902もNから16番にゲージ替えされてプラ加工を得意とされてる方なら窓を埋めてオハ51やキハ58のガラスを使い加工した方がうまくいくかもしれませんね。あ、うっしー(牛久保孝一氏)もその方法でNで901、902共に途中までやってほったらかしにしてます。画像来ました。最近は出来のいいプラ製の16番が増えてきました。見れば見るほど「あさかぜ1、4号」や715系419系を作りたい衝動にかられてしまいます。

2012年3月26日月曜日

お久しぶりです

色々と忙しくようやく更新となります。まずはこの4ヶ月間のお客様依頼品をアップします。詳しくはまた後日。

今年の冬は寒かったですね。毎年ですがこの時期はエアブラシ冷たくてが氷を握ってるみたいで辛いです。

箱根登山2000系(熊田貿易様でネット販売されてた物です)

なぜか3軸駆動。走りはイマイチどころではなかったので2軸にしました。本気で走らせたいのならモーターは指定のマシマでいいですが駆動系はMPにすべきでしょう。

こちらは涙と笑いの製作記を書きます。711系900番台902編成登場時仕様!

 まさか完成間近にカラー写真が掲載されるとは!レイルマガジンのバカヤ…いえ、ありがとうございます(笑)

パノラマアルプスのレストア

なつかしい~!お手頃な値段でMPがまだ普及する前のインサイドギアに缶モーターと言うごく一時期の製品です。日本橋の模型店でバイトしてた頃結構売った思い出があります。さすがに20年経つと塗装の痛みも激しく、リフレッシュとなりました。こちらもまた後程。

とりあえず元気にやってます。今後ともよろしくお願いいたします。

2011年11月8日火曜日

関東鉄道5000系

久々のお客様依頼品のアップです。ベースはkitchenN製です。ほぼストレート組みですがちょっといじってます。
実物と同じく5001と5002の2両。
幌付きと幌なしの表情の違いです。ジャンパーの無い側には幌が付きます。この幌はGM製の物を一段削いで付けてます。そのまま付けるより表情がよくなるので是非お試しください。前面にはTNカプラーを使い、当社製のジャンパー栓を取り付けています。前面の窓ははめ込んでいます。
サイドビュー。動力はお客様のご要望でKATO製キハ110の物を使用。床受けをちょっと変えるだけで簡単に入ります。
上からの画像。中にモデルシーダー製のLEDヘッド・テールライトモジュールHタイプを入れ点灯するようにしてます。この部品、当然昔からある電球と光学繊維の組み合わせより高くつきますが、きれいに点灯しますしNの車内にも簡単に入り手間も少なく使いやすくていいですね。お客様のご予算に合わせる事は大事ですが、点灯のご希望のお客様にはオススメしています。作る方でまだこのライトモジュールを使った事が無い方、ダマされたと思って使ってみてください。ダマされたと思われた方、ごめんなさい。先に謝っておきます。

さて、キッチンのキットは難しいとよく言われてますが、見た目と違い組んでみるとそんなに難しくはありません。基本設計はしっかりしていますので部品の合いは悪くありません。薄い素材ですので取扱いに注意を要しますが十分ハンダ付けに耐えられますしシャープな仕上がりでいい感じです。

このキットで注意すべき点は前面の角を削るとこでしょうか。ここは作り手のセンスが出るところです。他にはとくに問題はないのですが、完成に至るまでの工程よりも部品のチョイスとか資料を集めて考えるところが多い感じですね。でもこれは趣味の分野であればそれなりに楽しめるもんやと思いますよ。キッチンはちょっと…と思われてる方、組んでみると結構楽しいですよ。

さて、この車両のポイントは塗装です。まず普通のラッカー系の青を吹き、白にちょっと青を入れた物を吹きます。そしてお約束のエッジ削りをして全体をマスキングして赤、そしてレタリング&色入れをしてクリヤーを吹いてキズ消し&艶を整えて屋根を吹きます。実物の写真を見るとクーラーは明るいグレーですがベンチレーターは屋根と同じ色です。こういう所は結構気になるところです。

こういうタイプの帯が二本あるタイプの塗装については後日私の塗装法をアップいたします。

この関東鉄道5000系ですがキットと動力を持ち込みで1両30000円で製作いたします。ライトユニットとTNカプラーはこちらでご用意いたします。ライトが無い場合は25000円となります。ご希望の方はメールかお電話にてお問い合わせください。

2011年5月26日木曜日

北陸鉄道小松線3005型

お客様からご依頼いただいた車両です。メーカーはkitchinNです。何が大変かと言いますと、資料がない!ググっても少ない!それでもある程度まではわかりましたので完成できました。
車体はハンダ付けによる組み立て、前面はホワイトメタルのため低温ハンダによるハンダ付けです。kitchenさんのキットは素材と言われてるだけにほんま必要最小限の部品しか入ってません。しかし設計がしっかりできていますので、特に難しい模型ではありません。ただ板厚が薄いのでハンダ付けも取り扱いも慎重にしないといけません。でも仕上がった時の窓サッシのシャープさなど、金属製で薄い素材を使ってる良さが非常によく出てますね。
塗装は金属用のラッカーで、シールプライマー→下塗りピンク→朱色3号(日光)→東武セイジクリーム(日光)→クリームのマスキングのエッジを削る→窓サッシ(銀)→クリヤー→屋根の順です。

小さくともキッチリと手間をかけてやることが大事です。
いい顔してます。
ヘッドライトは銀河モデルの100W、ベンチレーターとパンタはGM製です。動力は走行性能と台車の種類からトミーの鉄コレ用を使っています。
お客様が他車と連結することは無いとのことですのでカプラーはカトーのダミーカプラーを、エアホースは銀河のホワイトメタル製の物を、ジャンパー栓は当社のロスト製の物です。直売のみしております。一本200円で一本から販売いたしますので、ご希望の方はメールかお電話にてお問い合わせ下さい。
床下機器は余りの物をらしくt0.3の真鍮版に付けて塗装後接着したものです。
エアホースのコックが外側から緑のような青っぽい色?、赤、緑?のように写ってる画像がありましたので、らしく塗ってみました。

車体キット持込み、組み立て工賃20000円(税込)+動力代でこのような仕上がりとなります。動力、パーツ類は一緒にお好きなものを送って下さっても結構ですし、わからない場合はこちらでチョイスさせていただきます。細かなパーツ代は基本、組み立て工賃に含まれております。
 この車両では厳しいですが、5000円~(ライトユニットなどのパーツ代別)でライト点灯加工や、同じく3000円~(椅子パーツ代別)で室内装置取り付け加工も可能ですのでご依頼時にお問い合わせくだされば結構です。

例えば「あまぎモデリングイデア製富山地鉄(各種)」を車体キット持ち込みで2両編成フル装備ご依頼されますと
車体組み立て工賃20000円×2、ヘッド、テールライト点灯加工5000円×2、室内装置取り付け3000円(動力車がないため)で53000円と動力、ライトユニット代で(およそ60000円程度)となります。もしお手持ちのキットで完成品をご希望の方はよろしければ一度ご検討ください。納期は三ヶ月~四ヶ月ぐらいです。
なお遊々倶楽部製品などになりますとパーツ類の部品がセットされておりますので、組み立て工賃は一両12000円ぐらいです。